ボールを選ぶ際は、下記にまとめた4つのポイントを押さえておきましょう。
- ・ディンプルの数
- ・ヘッドスピード
- ・ピース数
- ・季節
以下で詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてくださいね。
ディンプルの数
ディンプルとは、ボールの表面上にたくさんあるくぼみのことです。ディンプルがあることで、空気抵抗が減り、浮き上がる力(揚力)を得られます。ボール1個あたりのディンプルの数は、およそ300~400個程度です。ディンプルが増えるとその分空気抵抗が減るため、飛距離をだしやすくなります。ですが、ディンプルを増やしすぎると打球が上向きに飛びやすく、飛距離が出ないこともあるので注意が必要です。
ヘッドスピード
ゴルフボールを選ぶには、自分のヘッドスピードに適したボールを探すことも重要なポイントになります。ゴルフボールには、それぞれ適したヘッドスピードが設定されており、自分のヘッドスピードにあったボールを使うことで、ボールの性能を最大限引き出せるのです。
まずは、ゴルフショップや市販の測定器を使って自分のヘッドスピードを測定しましょう。これらの方法で測定するのが難しい場合は、ドライバーの飛距離÷5.5で計算すれば、おおよそのヘッドスピード目安が計算できます。自分のヘッドスピードを把握できてからボール選びをしましょう。
ピース数
ゴルフボール断面図
ピース数とは、表面から中心のコアと呼ばれる部分まで何層に分かれているか、「中心までの層の数」です。最近は3ピース、4ピースが主流になっています。ピース数が多くなるほど飛距離やスピンの性能が高まりますが、その分価格も高くなる傾向があるので、自分がボールに求める性能と価格のバランスを考慮して選ぶとよいでしょう。
季節
ゴルフは自然を舞台にしたスポーツです。冬は寒さでフェアウェイやグリーンが硬くなるなど、季節によってグラウンドのコンディションが変化します。また、気温が下がることによって起きるのが飛距離の低下です。これは、コアの合成ゴムが硬くなるために反発力が低下することによって生じます。低音による飛距離の影響を最低限にするためには、コンプレッションが柔らかめのボールを選ぶとよいでしょう。なお、冬の枯芝の上ではカラーボールのほうが視認しやすいなどの違いもあるので、季節によってボールを変えることも大切です。
ヘッドスピード別!おすすめゴルフボール
【ヘッドスピードがかなり遅い人向け】
BRIDGESTONE (ブリヂストン)/19PHYZ3PWHT
ソフトハイドロコアが無駄なドライバースピンを抑え、独自のビッグインパクトシェルつかまりを実現します。高反発で初速を効率的に高める高速ドライブカバー、デルタウィング・ディンプル338で最高点からさらに弾道が伸びる、4層構造で、柔らかくも弾き感のある打球感が特徴のボールです。
【ヘッドスピードがやや遅い~標準の人向け】
HONMA(ホンマ)/20D1BT2001LOW0001WH12P
「もっと遠くへ飛ばしたい!」というコンセプトにより、飛距離を伸ばすことに特化して進化したHONMAのD1。打球感をそのままに、飛距離性能をアップさせるため、新配合のソフトラバーコアを採用しました。また、より視認性を高めるためボールカラーも見直しています。
【ヘッドスピードがやや標準~やや早い人向け】
Titleist(タイトリスト)/プロV-1x
世界ツアー使用率No.1のゴルフボール。トータルパフォーマンスに優れ、飛距離の長さと安定した高めの弾道を実現しました。また、グリーン周りでの優れたスピンコントロールと、ソフトな打球感も備えています。
※お取扱いのない店舗もございます。詳しくは各店舗にお問い合わせください。