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キャンプ用シングルバーナーの選び方|
おすすめバーナー10選

キャンプ用シングルバーナーの選び方おすすめバーナー10選

【基礎知識】キャンプ用シングルバーナーはどう選べばいい?代表的な種類

的な種類

キャンプ用シングルバーナーの魅力は、なんといっても軽量コンパクトで簡単に扱えることです。そのためソロやツーリングキャンプの湯沸しや料理のときには手放せないアイテムとなっています。

キャンプ用シングルバーナーには燃料や形状によってさまざまな種類や特徴があるので、利用シーンやスタイルを考慮して選ぶことが大切だといえます。まずは、シングルバーナーの代表的な燃料について見ていきましょう。

燃料 メリット デメリット
ガス ・コンパクト軽量
・火をつないで簡単に操作できる
・初心者向け
・火力は外気温に左右される
ガソリン ・火力が強く安定
・火力が外気温や気圧に左右されにくい
・ランニングコストが低い
・操作に慣れるまでやや時間がかかる

ガス

ガス

ガス燃料は扱いやすさが大きなメリットです。ガス缶にバーナーをセットするだけで簡単に点火できるので、初心者にもおすすめ。また、軽量かつコンパクトなので、荷物もかさばりません。
ただし、火力が外気温に左右されやすいので冬キャンプや高所登山では火力が安定しないこともあります。

ガソリン

ガソリン

ガソリン燃料は火力が強く、外気温に左右されにくいのが特徴です。冬キャンプや登山で使う場合は、ガソリン燃料の方が火力を安定しやすく扱いやすいといえます。また、ランニングコストがガスに比べ、安価なのも嬉しいポイントです。
ただし、操作に慣れるまでやや時間がかかるので、初心者には少しハードルが高く感じるかもしれません。

キャンプ用シングルガスバーナーの選び方!3つのポイント

キャンプ用シングルガスバーナーの選び方!3つのポイント

燃料の種類のほかにも、キャンプ用シングルバーナーを選ぶ際には以下のような3つのポイントを押さえておきましょう。

  • ・ガス缶の種類で選ぶ
  • ・一体型と分離型の2つのタイプで選ぶ
  • ・火力の強さで選ぶ

ガス缶はOD缶とCB缶の2種類があり、バーナーも一体型と分離型の2種類があるため、それぞれの特徴を理解して、用途に合ったものを選ぶ必要があります。また、火力の強さもバーナー選びに重要なポイントです。1つずつ細かく解説していきます。

1.ガス缶の種類で選ぶ

ガス缶にはOD缶とCB缶の2種類があります。ガス缶を使用する場合は、それぞれのメリットとデメリットも押さえておきましょう。

種類 メリット デメリット
OD缶 ・ランタンなど他のアイテムにも使える
・用途に合ったサイズを選べる
・CB缶に比べコストが高い
・CB缶に比べ入手しづらい
CB缶 ・手軽に入手できる
・コストが安い
・低温に弱い
・パワーが弱い

OD缶

OD缶

OD缶はアウトドアで使うことを目的に作られた燃料です。ランタンなど他のアイテムにも使えることが多いため、燃料を統一して荷物をコンパクトにできます。またCB缶に比べてサイズも豊富で用途に合わせて選べるのも嬉しいですね。さらにOD缶は寒冷地に対応しているものもあります。

ただし、ホームセンターやアウトドア専門店などに行かないと手に入らず、CB缶に比べコストがかかるといったデメリットもあります。

CB缶

CB缶

家庭のカセットコンロの燃料でもあるCB缶。コンビニやスーパー、100円ショップなど身近なお店で手軽に手に入るうえ、OD缶に比べて安価に購入できるといったメリットがあります。
ただし、気温が低いと火力が落ちることがあるので冬場のキャンプなどには不向きといえるでしょう。

2.一体型と分離型の2つのタイプで選ぶ

キャンプ用シングルバーナーには一体型と分離型の2タイプがあります。それぞれ特徴を押さえて、自分のキャンプスタイルにあったタイプを選びましょう。

タイプ こんな方におすすめ
一体型 ・コンパクト軽量で持ち運びしやすい
・少人数での料理向け
分離型 ・重心が低く安定感があるので大きめの鍋などを置ける
・ファミリーやグループでの料理向け

【一体型のシングルバーナー】

【一体型のシングルバーナー】

一体型のシングルバーナーは、ガス缶の口に直接バーナー部分を取り付けるタイプです。軽量かつコンパクトでクッカーなどの中に入れて収納することもできるので、場所をとらず、持ち運びもラクラク。ソロやツーリングキャンプなど、携行性を重視するなら一体型がおすすめです。

ただし重心が高くなるため分離型に比べて安定性に劣り、焼いたり炒めたりの調理や大きめの調理器具を置くにはあまり向いていません。湯沸かしや簡単な調理に使うのが良いでしょう。

【分離型のシングルバーナー】

【分離型のシングルバーナー】

ガス缶とバーナー部分がホースでつながっている分離型のシングルバーナー。ゴトクを床面に直接置けるため重心が低く安定感があるため、大きめの鍋などを置いて料理できます。また、一体型よりも火力が強いものが多いのも特徴で、一体型よりも家族やグループでのキャンプ向きのバーナーといえるでしょう。

ただし、ガス缶とバーナーが離れているため、一体型に比べて燃費が悪くなりやすいといったデメリットも。購入前に燃焼時間はチェックしておきましょう。

3.火力の強さで選ぶ

シングルバーナーの一般的な火力は、2,500kcal程度です。この程度の火力があれば、ソロや少人数分の簡単な料理なら十分作ることができます。

また、より火力が強いバーナーなら料理の幅も広がります。アウトドアでいろいろな料理を作りたいという場合、火力は重視すべきポイントでしょう。さらに、野外でバーナーの火力を一定に保つためには、ウィンドスクリーンなどを使って風の影響を受けにくい環境を作ることも大切です。特にシングルバーナーは風除けがついていないものが多いので、セットで購入することも検討しましょう。

OD缶を使ったおすすめシングルバーナー5選

サイズが豊富で燃料の統一もしやすいOD缶。そんなOD缶を使ったおすすめのシングルバーナーを厳選してご紹介します。

COLEMAN(コールマン)/ファイアーストーム

COLEMAN(コールマン)/ファイアーストーム

バーナー本体に風よけの小型のスクリーンが設置された、風防性に優れたシングルバーナー。安定した火力を発揮します!また、最大火力3,300kcal/hとハイパワーなので湯沸かしも料理もラクラク。バーナー本体は折りたたんでコンパクトに持ち運びも可能です。

最大火力 3,300kcal/h(スーパーガス最大出力時)
重量 約150g
サイズ 約φ12×11(h)cm
収納サイズ 約φ6×11(h)cm

SnowPeak(スノーピーク)/バーナーギガパワー マイクロマックスウルトラライト

SnowPeak(スノーピーク)/バーナーギガパワー マイクロマックスウルトラライト

重量56gの世界最軽量かつ超小型シングルバーナーは、ソロやツーリングキャンプが多い方におすすめです。また、コンパクトでありながら2,800kcal/hの最大火力は嬉しいですね。風防の役割を兼ねた板状のゴトクは、火力の安定に一役買ってくれます!

最大火力 2,800kcal/h
重量 56g
サイズ φ125/90×81mm
収納サイズ 67×34×80(h)mm

COLEMAN(コールマン)/アウトランダー マイクロストーブPZ

COLEMAN(コールマン)/アウトランダー マイクロストーブPZ

折りたたみ式のゴトクを採用した、携帯性の高いシングルバーナー。点火装置付きで着火も簡単です。ゴトク部分もしっかりした作りで安定しているので、安心してクッカーなどを置いて調理することができます。また、風にも強いゴトク形状で火力の安定性も高めてくれます。

最大火力 約2,500kcal/h
重量 約200g
サイズ 約11×9.5×9.5(h)cm
収納サイズ 約10×5.5×9.5(h)cm

Snow Peak(スノーピーク)/ギガパワーストーブ 地 オート

Snow Peak(スノーピーク)/ギガパワーストーブ 地 オート

携帯性、重量、安定性、火力のバランスに優れた、世界中で人気のロングセラー商品。オートイグナイタがついているので、着火もライターいらずで便利ですよ。初心者からベテランキャンパーまで重宝する、使い勝手の良いシングルバーナーです!

最大火力 2,500kcal/h
重量 90g
サイズ φ106×67.5mm
収納サイズ 45×37×82(h)mm

Iwatani(イワタニ)/プリムスウルトラバーナー

Iwatani(イワタニ)/プリムスウルトラバーナー

軽量コンパクトかつ3,600kcal/hのハイパワーが魅力のシングルバーナー。4本のX字型のゴトクは風に強い作りになっているため、野外でもクッカーやケトルなどを置いて安心して料理できます。点火装置付きで着火も簡単!ソロキャンプから登山まで幅広く使えます。

最大火力 3,600kcal/h
重量 116g
サイズ ゴトク径:大148mm/小90mm
収納サイズ 7.5×8.8×3.0cm

CB缶を使ったシングルバーナー5選

安価で手に入りやすいのが特徴のCB缶。そんなCB缶を使ったシングルバーナーを厳選してご紹介します。

SOTO(ソト)/レギュレーターストーブ ST-310

SOTO(ソト)/レギュレーターストーブ ST-310

マイクロレギュレーター搭載で、朝晩や早春、晩秋の外気の冷えに強いのが特徴のシングルバーナー。長時間でもボンベ内の圧力低下に影響されにくいので、連続で料理をしても火力を気にせず使い続けることができます。

最大火力 2,500kcal/h
重量 350g(本体のみ)
サイズ 170×150×110mm(本体のみ)
収納サイズ 140×70×110mm

SOTO(ソト)/レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330

SOTO(ソト)/レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330

マイクロレギュレーター搭載の分離型シングルバーナー。連続使用や低温でのボンベ内圧力の低下に影響されにくいので、安定した火力を発揮してくれます。また、全炎口型の火口とすり鉢状のバーナーヘッドになっているため風防性が高く、アウトドアシーンに最適です!

最大火力 2,200kcal/h
重量 250g
サイズ 410×120×90mm
収納サイズ 110×75×90mm

UNIFLAME(ユニフレーム)/セパレートバーナー US-S

UNIFLAME(ユニフレーム)/セパレートバーナー US-S

携行性に優れた分離式シングルバーナー。直径5mmの4本のゴトクが高い安定性を実現してくれるので、シェラカップから大鍋まで幅広い調理道具に対応できます。さらに、ガス取付部にワイヤーを使用することで、軽量化を実現しています。

最大火力 約3,000kcal/h(プレミアムガス使用時)
重量 約450g
サイズ
収納サイズ 約125×130×75mm

Iwatani(イワタニ)/ジュニアコンパクトバーナー

Iwatani(イワタニ)/ジュニアコンパクトバーナー

軽量コンパクトで持ち運びがしやすいシングルバーナー。ワンプッシュで自動点火できるため、キャンプ初心者でも簡単に扱えます。風防性を備えたゴトクで火力も安定するので、効率良く料理できますよ!

最大火力 2,300kcal/h
重量 約274g
サイズ 155×155×127(h)mm
収納サイズ 82×68×109(h)mm

※お取扱いのない店舗もございます。詳しくは各店舗にお問い合わせください。

UNIFLAME(ユニフレーム)/ミニバーナーUS-700

UNIFLAME(ユニフレーム)/ミニバーナーUS-700

組み立て不要で使い方もシンプルな安定感抜群のシングルバーナー。このまま脇にCB缶をセットして点火ボタンを押すだけで使えます。また、耐久性に優れたステンレス製で、長く使うことができますよ。ビギナーが安心して使える親切設計が嬉しいですね。

最大火力 3,000kcal/h(プレミアムガス)
重量 約315g
サイズ 約93×77×115mm
収納サイズ

キャンプ用シングルバーナーと一緒に揃えたいアイテム3選

キャンプ用シングルバーナーを選ぶなら、クッカーやテーブル、風防アイテムなども一緒に揃えておきたいところ。ここでは、バーナーと一緒に揃えたいアイテムを厳選してご紹介します。

TARASBOULBA(タラスブルバ)/アルミソロクッカーセットS

TARASBOULBA(タラスブルバ)/アルミソロクッカーセットS

ソロやツーリングキャンプに便利な1人用のアルミクッカーセット。熱伝導に優れているので調理しやすいのが特徴です。また、積み重ねて収納できるのでかさばらず、荷物を減らしたい方にもぴったり。表面には硬質アルマイト加工が施されており、耐食性が高く表面が傷みにくいので、通常のアルミ製よりも長く使えるでしょう。

SOTO(ソト)/フィールドホッパーL ST-631

SOTO(ソト)/フィールドホッパーL ST-631

A3サイズのコンパクトテーブル。折りたたまれた天板をパッと開くだけで4本のスタンドが飛び出す仕組みです。ソロキャンプはもちろん、ファミリーキャンプのサブテーブルとして使ったり、テント内でも活用できるサイズ感なので便利!

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/2way ウィンド スクリーン S

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/2way ウィンド スクリーン S

バーナーの風防としても、焚き火の灰受けとしても使える1台で2役のスクリーン。展開時のサイズは400×240×5mmなので、シングルバーナーの風除けに最適です。折りたたんで収納できるので、荷物を少なくしたいソロキャンプにもおすすめです。

お気に入りのシングルバーナーを手に入れてキャンプに出かけよう!

軽量・コンパクトさが魅力のキャンプ用シングルバーナー。今回はシングルバーナーの種類や燃料別の選び方、厳選したおすすめバーナーをご紹介しました。自分のキャンプスタイルや目的に合ったシングルバーナーを見つけて、キャンプで使ってみませんか?きっとこれまでよりキャンプが快適で楽しくなるはずですよ。