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【男女別】スキーウェア・スノボウェアの選び方を解説!
おしゃれなおすすめ商品を紹介

スキーウェア/スノボウェアには、メンズからレディース、キッズまでさまざまなタイプがあるため、ポイントを踏まえたうえで選ぶのが大切です。本記事では、ウェアの選び方や着こなしのコツなどを解説します。おすすめの人気商品も紹介するので、ゲレンデでのおしゃれを楽しみたい方はぜひご参考ください。

スキーウェア/スノボウェアの選び方は?

機能性の高さ

スキーウェア/スノボウェアの機能は、防水性や透湿性、保温性が特に重要です。ウェアについた雪が溶けて染み込むと身体の冷えに繋がるため、最低限でも耐水圧10,000mm以上の素材を選びましょう。山スキーを想定している場合は、耐水圧20,000mm以上が必要です。

高い防水性を備えていても、通気性がないと汗をかいたときに蒸れて不快な思いをします。GORE-TEXを始めとした透湿性のある素材がおすすめです。また、寒い時期でも身体が冷えないように、中綿入りなどの保温性の高いスキーウェア/スノボウェアを選びましょう。

自分に合うサイズ

スキーウェア/スノボウェアのサイズは、普段着用している洋服と同じサイズで問題ありません。たとえば、普段着でSサイズを着ているのであれば、ウェアもSサイズを選びます。ただし、厚めのインナーをウェアの中に着る場合はワンサイズ大きくてもよいでしょう。その場合、購入する前にインナーを着用したうえで試着すると安心です。

もし、サイズ選びに迷ったら大きめのサイズを選びましょう。スキー・スノボは身体を大きく動かすスポーツなので、小さめサイズを選ぶと動きづらい可能性があります。

気分が上がるデザイン

ウェアは、気分が上がるデザインを選ぶのがおすすめです。好みのデザインのウェアなら、当日も楽しい気持ちでスキーやスノボを満喫できるでしょう。

色選びに迷った場合は、ゲレンデでの衝突回避や遭難したときに捜索しやすい明るい色を選ぶのが基本です。真っ白な雪景色が広がるゲレンデでは、オレンジや黄色、赤といった明るい暖色系が綺麗に映えます。

バランスの取れた価格

スキーウェア/スノボウェアは、リーズナブルなものから高額なものまで幅広く揃っています。価格は、防水性や透湿性、保温性などのほかに、ポケット数や縫製方法といった細かい機能に影響を及ぼすものです。重視したい機能と価格のバランスが取れているものを選びましょう。

なお、安い価格のウェアは生地が薄く、寒さを感じる可能性があります。厚めのインナーを着るなどの対策が必要です。

【レディース】おすすめのスキーウェア/スノボウェア

【メンズ】おすすめのスキーウェア/スノボウェア

【キッズ】おすすめのスキーウェア

スキーウェアとスノボウェアは何が違う?

スキーウェアとスノボウェアは、シルエットに違いがあります。スキーウェアは、動きやすさを重視したタイトなシルエットが主流ですが、スノボウェアはゆったりとしたシルエットが一般的です。

スキーを滑るときにダボっとした大きめサイズのウェアを着ると、空気抵抗が増え、スピードを出しづらくなります。そのため、スノボウェアと比較して細目のシルエットのウェアがおすすめです。

一方で、両足が固定されていて転倒時に板が外れないスノーボードは、身体を守るための衝撃吸収プロテクターをウェアに入れる必要があります。そのため、スノボウェアは余裕のあるゆったりシルエットになるのです。

スキーウェア/スノボウェアは購入すべき?レンタルがお得?

スキーウェアやスノボウェアはレンタルでも借りられるため、購入すべきか迷う方もいるでしょう。以下で、ウェアを購入するべきか否かのポイントを紹介します。

基本的に、1シーズンに1回しかゲレンデに行かないのであれば、レンタルでも問題はありません。ウェアを3回以上レンタルする場合は、購入時の値段と変わらない場合が多いので、レンタルではなく購入を検討するとよいでしょう。

また、レンタルのウェアでは好みのデザインが見つからないときがあります。そのため「好きなデザインのウェアでテンションを上げたい」「誰も着ていないデザインのウェアでおしゃれを楽しみたい」といった場合も購入がおすすめです。

以上のように、ゲレンデに行く回数や取り入れたいデザインなどを総合的に考えたうえで、レンタルか購入かを決めましょう。

購入するときの値段の目安

初めてウェアを購入するのであれば、上下セットで3万円〜4万円が目安です。このくらいの価格帯なら、防水性や透湿性、保温性といった必要な機能が揃っている場合がほとんどなので、快適にゲレンデを楽しめます。

1度しかゲレンデに行く予定がない場合は、上下セット5,000円程度のウェアならレンタル価格と大きな差は出ないのでおすすめです。「高額でもよいから高品質なウェアを着用したい」という場合は、上下セットで6万円〜を目安にしましょう。

安いウェアと高いウェアの違い

スキーウェアやスノボウェアの値段は、素材によって変動します。高額なウェアは、防水性や透湿性、保温性といった必要な機能がしっかり備わっているのが特徴です。他にも、身体を動かしやすいストレッチ性や、ポケット数など細かな部分にも価格の差が出ます。

高額のウェアと安いウェアでは、機能面で明確な差が出るため、安いウェアのみに注目していると、必要な機能を得られない可能性があるでしょう。自分がどの程度の機能性を求めているのかを考慮したうえで選ぶのが推奨されます。

スキーウェア/スノボウェアをおしゃれに着こなすコツ

カラー選びを慎重に行う

コーディネートが苦手な人は、簡単におしゃれな雰囲気を演出できる上下モノトーンの組み合わせがおすすめです。近年は、オリーブやカーキ、ブラウンなどの落ち着いたアースカラーも人気を集めています。明るい色が好きな場合は、オレンジや赤といった派手な色もよいでしょう。

色の選び方によって、クール系にも可愛い系にも仕上げられるのがワントーンコーデの魅力です。好みのワンカラーでコーデを組めば、統一感が出てまとまりのある印象になります。

上下のコーディネートのバランスを考える

上下の色や柄のバランスを見ながら組み合わせを決めるのも、コーディネートのポイントです。シンプルなコーディネートにしたい場合は、上下無地を選ぶと派手さを抑えられます。

派手にしたい気持ちはあるものの、目立ちすぎるのが恥ずかしい人は、上下どちらかに柄物を取り入れるのがおすすめです。上下無地のコーディネートと比べると、アクセントが付いてさりげないおしゃれを楽しめるでしょう。

また、上下プリント柄にすれば、ゲレンデでよく映え、周囲の印象に残るコーディネートに仕上げられます。

ウェアと一緒に身に着けるアイテムにこだわる

ウェアと一緒にニット帽や手袋、ネックウォーマーなどの小物は身につける際は、色のバランスを良くするのが大切です。ウェアでモノトーンコーデを選ぶのであれば、他のアイテムで差し色を使うとおしゃれな印象になります。

柄物のウェアを着用する場合は、柄の中から1つ色を選び、小物に取り入れるとまとまりのあるコーディネートに仕上げられるでしょう。たとえば、ブルーをベースに黄色の柄が入っているウェアなら、小物で黄色調のカラーを使えば全体に統一感が出ます。

キッズ用のスキーウェア/スノボウェアを選ぶときに注意したいポイント

成長に合わせてサイズ調整できるか

子どもは1年で大きく成長するため、せっかくウェアを購入しても翌年にはサイズアウトして着られなくなるかもしれません。そのため、袖丈や首元を紐やゴムでサイズを調整できるものがおすすめです。サイズ調整が可能であれば、成長スピードが早い子どもでも数年かけて同じウェアを着用できます。

ウェアは、大きすぎても小さすぎても体が動かしづらいものです。サイズの合わないウェアは滑走中の事故を招きかねないため、ゲレンデに出るまでに必ずサイズの調整を行いましょう。

セパレートタイプか、つなぎタイプか

キッズ用のウェアには、セパレートタイプとつなぎタイプの2種類があります。

年少さん以上の子どもには、サイズ調整可能なセパレートタイプを選ぶとよいでしょう。セパレートタイプは、トイレや着替えのときに着脱しやすく、ジャケット部分は普段着としても活用できるのがメリットです。ただし、つなぎタイプより価格が高くなる傾向にあります。

年少さんより小さな子どもには、転倒してもウェアの隙間から雪が入り込みづらく、暖かさを保ちやすいつなぎタイプがおすすめです。なお、つなぎタイプの、着脱が大変な点は念頭に置いてから購入しましょう。

耐水圧と透湿性があるか

耐水圧の低いウェアは、雪が染み込んで身体が冷える原因になります。とくに、春先の雪や本州に降る雪は水分量が多いため、耐水圧10,000mm程度のウェアを選ぶ必要があるでしょう。

また、ゲレンデでたくさん動くとウェア内に汗をかいて熱がこもり、蒸れやすくなります。蒸れを放置していると身体が冷え、体調不良に繋がることもあるため透湿性にも注意が必要です。5,000g以上の透湿性を備えている素材なら、子どもが不快な思いをせずに済むでしょう。

ゲレンデ内で目立つ色か

ゲレンデではたくさんの人が滑っているため、遠くからでも子どもがどこにいるのか分かるように目立つ色を選びましょう。蛍光色や暖色など、派手過ぎるくらいの色調がちょうどよいとされています。子どもの好みも聞きながら、気分が上がる色を取り入れるのがおすすめです。

また、反射材がついたウェアなら、視界の悪い場所や暗い場所でも子どもの存在を他人に知らせられます。衝突などの事故を回避しつつ、より安心・安全にゲレンデを楽しめるでしょう。

スキーウェア/スノボウェアの下には何を着る?

スキーウェア/スノボウェアの下には、高い速乾性と吸湿性を備えたインナーを着用するのが基本です。インナーにはファーストレイヤーとセカンドレイヤーがあります。以下でそれぞれの役割を確認しましょう。

ファーストレイヤーとは、素肌の上に着用するインナーを指します。身体を動かしたときにたくさん汗をかくのを考慮に入れ、吸水速乾性のある素材を選ぶのがポイントです。速乾性のない素材だと汗で身体が冷えて、体調不良などの原因になります。

セカンドレイヤーとは、温度調整を行うためのインナーです。同じゲレンデでも時間帯によって気候や気温が大きく変わることがあります。その対策として、セカンドレイヤーを用いて体温調整を行うとよいでしょう。たとえば、ファスナーの開閉で簡単に温度調整ができるジッパー付きのインナーを選ぶのがおすすめです。

スキー/スノボ当日の持ち物

スキーやスノボにはさまざまな持ち物が必要となるため、何を持って行くべきか分かなくなることもあるでしょう。そこで、ここからは当日の持ち物について詳しく紹介します。

【レンタル可】ウェアと一緒に身に着けるもの

スキーの場合 スノボの場合
スキー板 ボード
スキーブーツ スノボブーツ
ストック リーシュコード
ビンディング ビンディング
グローブ グローブ
ゴーグル ゴーグル

スキー板(スキーの場合)

スキー板は、スキーをするために欠かせないアイテムの1つです。長さや構造、形状は商品によって異なるため、自分のレベルに合うものを選びましょう。レベルが低過ぎるスキー板だと安定性を保ちづらく、レベルが高過ぎるものだと高い技能が求められます。自身のレベルを考慮し選ぶのが重要です。

ボード(スノボの場合)

スノボで使用するボードは高額なものが多く、持ち運びも大変なので、初心者ならレンタルで十分といえます。もし、今後もスノボを続けていきたい場合、マイボードの購入を検討するとよいでしょう。

スキーブーツ(スキーの場合)

スキーブーツとは、足にスキー板を装着するためのアイテムです。足の実寸に近いサイズを選ぶと、ブーツ内で足が動く心配がなく、操作性も高まります。大きすぎるサイズだとブーツ内で足が動き、安定を維持できなくなるため気を付けましょう。

スノボブーツ(スノボの場合)

スノボブーツも、自分の足にジャストフィットするサイズを選ぶことが重要です。レンタルだと、希望サイズの在庫がない場合もあるでしょう。したがって、シーズン中に何度もスノボへ行くのであれば、ウェアの次に購入を検討すべきアイテムといえます。なお、ダイヤルタイプなら初心者でも楽に着脱ができるのでおすすめです。

ストック(スキーの場合)

ストックも、スキーに必須のアイテムです。上手に使用できれば、腰を曲げる必要がなくなり、楽に漕げるようになるでしょう。ただし、初心者や子どもは、ストックがない方がバランスを取りやすい場合もあるため、様子を見ながら取り入れるのがポイントです。

ビンディング(スノボの場合)

ビンディングとは、ブーツとボードを固定するための器具です。スノボに欠かせないアイテムの1つですが、持っていない場合はあればレンタルでも問題はありません。購入する場合は、ボードと一緒に買うのがおすすめです。

グローブ

グローブは、防寒と怪我の予防のために必要なアイテムです。手元が冷えないように、防水性と保温性のあるものを選ぶとよいでしょう。5本指や3本指タイプなどがありますが、まだ指を上手く動かせない小さな子どもは、より保温性の高いミトンタイプがおすすめです。

ゴーグル

ゴーグルは、雪や風から目を保護するために使用します。晴天のゲレンデは太陽光の照り返しが強く、とても眩しくなるため、視野を保つためにもゴーグルを忘れずに準備しましょう。UVカットタイプを身に着ければ、紫外線を防げるだけでなく、雪目(強い太陽光に長時間晒されることで角膜が傷つく病気)も予防できます。

【レンタル不可】ウェアと一緒に身に着けるもの

インナー・下着

インナー・下着は、寒いゲレンデでも暖かさを保つために、保温性のあるものを選ぶのがポイントです。ただし、ゲレンデで動いていると汗をかいて身体が冷えることもあるため、保温性だけでなく吸水性と速乾性にも注目して選びましょう。

靴下

靴下は、保温性が高く、薄手のものを選びましょう。厚めの靴下を着用する際は、ブーツのサイズを考慮して、血行が悪くならないようにしましょう。薄手でも保温性の高い素材を使った靴下であれば、十分に足元を温められるため、素材選びがポイントです。

ニット帽

ゲレンデでは顔周り全体が冷えるため、耳まで覆えるニット帽がおすすめです。また、ヘルメットを着用する場合、下にニット帽をつけておけば、ヘルメットを外したときに髪型が崩れるのを防げます。ゲレンデによってはレンタルできる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

持っていくと便利なもの

身分証明書

スキー板やボードなどをレンタルする場合は、身分証明書が必要です。免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きのものを用意しましょう。身分証明書がないと必要なものをレンタルできないため、忘れないよう要注意です。

保険証

ゲレンデで転倒したり、他の人とぶつかったりした場合、大きな怪我に繋がる可能性があります。万が一のことを考えて、保険証も必ず持参しましょう。保険証があれば、もし怪我をしても、安心して病院で治療を受けられます。

日焼け止め

雪は紫外線を反射しやすいため、冬でも1日中ゲレンデにいると日焼けします。季節を問わず日焼け止めを持っていき、紫外線対策をしましょう。現地でも購入可能ですが、自分の肌に合ったものを事前に用意しておくのがおすすめです。

リップクリーム

ゲレンデは空気が乾燥しているため、唇がガサガサになることも少なくありません。普段は乾燥が気にならない人も、念のためリップクリームを持って行くと安心です。UVカット機能付きのリップクリームであれば、唇の紫外線対策もできます。

ポータブル充電器

気温が低いゲレンデは、スマホの充電が減りやすく、一気に0%になる可能性もあります。急にスマホが使えなくなる事態を防ぐために、ポータブル充電器も持っていきましょう。いつでもスマホを使える状態にしておけば、トラブルが起きてもすぐに必要な連絡ができるので安心です。

お菓子

スキーやスノボは全身運動なので、想像以上に体力を使います。途中で疲れて動けなくならないために、お菓子でこまめにエネルギーを補充するようにしましょう。チョコレートなどの小さなお菓子なら、ポケットに入れてすぐに食べられるので便利です。

リフト券ホルダー

リフト券ホルダーはウェアについている場合が多いですが、中にはついていないウェアもあります。そのままの状態でリフト券を持っていると紛失する恐れがあるため、保管用のホルダーも準備しておくとよいでしょう。

好みのスキーウェア/スノボウェアを選んで、ゲレンデに出かけよう

スキーウェアやスノボウェアを選ぶときは、機能やサイズ、デザイン、価格を考慮に入れ、総合的に判断するのが大切です。防水性や透湿性、保温性といった機能は、快適にゲレンデを楽しむために欠かせない要素なので、とくに重視する必要があります。

デザイン性にもこだわり、自分なりのコーディネートに仕上げれば、ゲレンデでの活動をより楽しめるでしょう。

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