自然を、知る。災害に、備える。HELLY HANSENが考える、防災のこと。 自然を、知る。災害に、備える。HELLY HANSENが考える、防災のこと。

自然を、知る。
災害に、備える。

HELLY HANSENが考える、防災のこと。

140年以上前に、厳しい自然と向き合う船乗りの
命を守ることから生まれた
ヘリーハンセンには、自然災害からあなたの命を守る、
数多くのノウハウがあります。
自然災害と常にとなり合わせのこの国で大切なのは、
普段から未来をイメージして、
自分ができる備えを、しっかり整えること。
9.1は防災の日。
今、このページに出会えたことが、
被害を最小限にとどめるための、
ひとりひとりのアクションにつながりますように。

災害時にあなたを守る
アイテムたち。

機能性において様々なテクノロジーが注ぎ込まれた
ヘリーハンセンのアイテムは、
スポーツやアウトドアシーンだけでなく、
災害時の備えとしても活躍します。

  • Waterproof

    防水

    防水

    日常からアウトドアまで、それぞれのシーンに合わせたスペックの防水素材を採用しています。

  • Water Repellent

    はっ水

    はっ水

    生地表面にはっ水加工を施した素材を採用しています。

  • Breathable

    透湿

    透湿

    透湿性を持ち合わせた防水素材を採用しています。

  • Odor-Resistant

    抗菌防臭

    抗菌防臭

    特殊な加工により、臭いの元となる繊維上の細菌の増殖を抑える抗菌防臭素材を採用しています。

  • Ventilation

    通気

    通気

    生地の組織やファスナーの開閉などにより通気機能を持ち合わせた素材や仕様を採用しています。

  • Eco

    環境配慮型素材

    環境配慮型素材

    リサイクルなど環境に配慮した素材の採用や、環境への負荷を減らす仕組みを取り入れた商品です。

  • High Durability

    抗ピリング・耐摩耗

    抗ピリング・耐摩耗

    生地強度を保持する耐久素材を採用しています。

  • High Visibility

    高視認性

    高視認性

    リフレクトワッペンやリフレクトロゴの配置など、高い視認性を確保するデザインを採用しています。

  • Quick Dry

    速乾

    速乾

    汗を素早く吸収、発散する吸汗速乾素材を採用しています。

  • UV Cut

    紫外線遮蔽

    紫外線遮蔽

    日常生活から強い日差しの中での活動に対応した素材を採用しています。

  • Stretch

    ストレッチ

    ストレッチ

    快適にフィットし、身体の動きを妨げにくい優れた伸縮性を持ち合わせた素材を採用しています。

  • Packable

    パッカブル

    パッカブル

    ウェア本体を折り畳んで収納可能なスタッフサックが付属しています。未使用時にはコンパクトにできるため携行が可能です。

  • Whistle Attached

    ホイッスル付き

    ホイッスル付き

    緊急時に使用できるホイッスルを付けています。

アウトドアの機能で守る

屋外や避難所生活など、災害時の服装で求められるのは
「保温性」や「通気性」、「速乾性」や「防臭性」など、アウトドアのウェアに備わった機能です。
いつもの家とは違う厳しい環境で、少しでも快適さをキープしストレスを軽減させることは、
自然災害の現場においてとても大切な要素と言えます。

Ocean Frey JacketHH12352
¥37,400

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  • 防水
  • はっ水
  • 透湿
  • 抗ピリング・耐摩耗
  • 高視認性
  • 環境配慮型素材

防水透湿性のある2層構造の生地の素材は、リサイクルナイロン(リサイクル原料率53%)を使用した環境配慮型素材に変更。防水コーティングは、疎水性のあるポリカードネート配合コーティングにアップデートしています。フロントフラップは、上部分離型のデザインを採用。衿部分の前立てが高く、太めの設計になっており、保温性や水の入りにくさが向上。首まわりのフィット感を調節しやすいのも魅力です。袖口はダブルカフで気密性をもたせ、水の浸入を軽減しています。フラッシュイエローやフラッシュオレンジを配色したフードや、SOLAS条約(海上人命安全条約)に準じたリフレクトサイトのワッペンを設けることで、海上での視認性を高めています。リフレクトサイトは以前の同モデルより大きくし、位置を見直すことで、より高い視認性を考慮。セーリングシーンで擦れやすい裾にはコーデュラを配しており、以前より補強面積を広く設計しました。特徴的な意匠として、「ボトルバック」デザインをバックスタイルに採用。船が前進していく時に海面に現れる航跡と、大航海時代に船乗り(航海士)が飲んでいたシェリー酒のボトルをイメージしたデザインです。レースから気軽に楽しむセーリングシーンまで、マルチパーパスに使える1着。カスタム・マーキング・システム対応商品です。

Scandza Light Jacket(EB)HOE12272
¥22,000

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Scandza Light Jacket(KK)HOE12272
¥22,000

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  • 防水
  • はっ水
  • 透湿
  • 環境配慮型素材

山などのアウトドアから街でのスタイルまで汎用性の高い、HELLY HANSENの定番防水ジャケットがアップデート。再生利用可能なリサイカブル素材を使用した「GREEN CYCLE」製品になりました。素材は、防水透湿性に優れ、雨の中でも快適さを維持するヘリーテックパフォーマンス2.5層構造。レイヤリングしやすい、ややゆったりとしたシルエット。立体裁断で、着心地のよい設計にしています。縫い目を表に極力出さない美しい仕上げにすることで、スポーティすぎない雰囲気に。タウンユースもしやすく、幅広いシーンで活用できます。

いつでも持ち運べる
準備をする

災害時に必要な最低限のモノを、
いつでも持ち出せるようにする防災袋や防災アイテムは、
容量、持ち運びやすさ、丈夫さ、手入れのしやすさといったポイントで、
アウトドアのノウハウが詰まったアイテムを選ぶことが、大切です。

Helly Rain SuitHOE12311
¥22,000

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  • 防水
  • はっ水
  • 透湿
  • 抗菌防臭
  • パッカブル
  • 環境配慮型素材

HELLY HANSENの定番である、防水ジャケットとパンツがセットになったレインスーツ。エントリーモデルながら、アウトドアの防水ウエアに求められる機能性を十分備えています。3層構造の生地は、雨天などの過酷な状況下でも高い防水透湿性を誇るヘリーテックプロフェッショナルで、はっ水機能の耐久性も。裏地には、抗菌防臭加工を施しています。レイヤードや運動性を考慮したゆったりめのシルエットを採用。全5色展開で、HELLY HANSENの故郷である北欧をイメージした温かみのあるカラーの組み合わせもラインナップしています。携行に便利なスタッフサック付き。環境への負荷に配慮してリサイクル糸を使用した「GREEN MATERIAL」製品です。カスタム・マーキング・システム対応商品。

Raine Light JacketHOE12312
¥18,700

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  • 防水
  • はっ水
  • 透湿
  • パッカブル
  • 環境配慮型素材

旅行やトレッキングなどさまざまなシーンでマルチパーパスに使いやすい、軽量でシンプルな防水ジャケットがアップデート。40デニールの防水透湿性を備えた2.5層構造で、軽量感のある生地を採用。以前の同モデルに比べ、さらに透湿性が高まりました。フロントは、止水ファスナーですっきりと仕上げています。ドローコードで絞り込みができるフードなど、山で活躍するディテールも。スタッフサック付きでコンパクトに収納できる、パックの中に常備しておきたい1着。環境への負荷に配慮してリサイクル糸を使用した「GREEN MATERIAL」製品です。

災害のプロが語る、
自然から命を守る
心構えについて。

災害など、過酷な自然の最前線で活躍する消防の現場から、
命を守るために備えておきたいことについて、伺いました。

山形県 最上広域消防本部 消防士 黒坂 幹郎 さん

地域の皆さんの命を守る仕事。

私たちの活動エリアは、山形県の最上地方になります。業務内容は、救急搬送や火災時の消火活動、水難事故の救助などを、皆さんの命を守る仕事です。自然災害においては、川での救助はもちろん、冬場だと雪が積もった屋根からの雪崩の救助活動など、雪国ならではの要請に対応しています。

変化する自然に対応するための、
訓練の日々。

世界的な気候変動の影響なのかもしれませんが、ここ数年の川での災害の傾向を振り返ると、従来の経験からは予測できない規模の災害が増えているように感じています。豪雨による増水、鉄砲水など、今まで「数十年に1回の災害」と言われるものが、2年に1度くらいの頻度で起きていますね。過去を教訓にしながらも、新しい変化に対応するべく、日々メンバーと訓練を重ねています。

災害の現場で、
ウエアに求めること。

私たちは、ヘリーハンセンのウエアを装備品として採用しています。川での救助での動きやすさ、市街地の水害での汚水が混じった水から感染を防ぐ機能性などが、選定の基準です。機能に関してはハイスペックであればあるほど良いと思われがちですが、地域の実情や使用シーンにいかに合うかが大切なので、むやみにオーバースペックを求めることはしません。

余談ですが、災害の現場においてウエアのデザインも、重要なんです。救助を求める人が消防隊の姿を見たときに、「信頼できる」「安心できる」と思ってもらうことが、救助活動をスムースに進める上でのサポートになってくれるからです。その点でも、機能性だけでなくデザイン性も重視しているヘリーハンセンのウエアには、期待していますね。

「こうなるとは思わなかった…」を
回避するために。

自然災害に遭遇された方たちは、口をそろえて「こうなるとは思わなかった…」と言われます。近年では、体験したことのない河川の増水が増えているのも事実です。だからこそ災害のプロとしては、過去のデータを参考にしながら、地域ごとのハザードマップを見るなどして、未来の災害のシミュレーションをすることが大切だと思います。

地域に合った、
無理のない備えを。

起きうる災害は、地域によって特色があります。だから、災害への備えも全国一律である必要はないと、個人的には思いますね。
例えばここ最上地区では、都会と比べてコミュニティのつながりが強く、食料に関しては住民同士で分け合えるので、過度に備蓄する必要はありません。また、キャンプ道具を始めとしたアウトドア用品も、災害の現場では活躍します。ウエアもわざわざ災害用として準備するのではなく、普段着の中に災害でも使えるウエアを組み込んでおくなどすれば、負担も少なくなると思います。
地域ごとに異なる災害を、具体的にイメージすること。負担にならない範囲で、災害に備えること。過度に恐れず、でも楽観的にもなりすぎず、「しっかり怖がる」ことが、自然災害の被害を最小限にとどめる、いちばんの近道になるのではないでしょうか?