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【テントの種類と選び方】
テント生地の特徴やタープとの違いまで解説

テントの種類が多くて迷う、という方も多いのでは。ここではテントの種類や特徴について詳しく解説。テントを種類で選ぶときの注目すべきポイントについてまとめてみました。知っていると参考になるテント生地の詳細やみんなが購入しているタープについても詳しくご紹介します。

テントを種類で選ぶときの観点

テントは、形状や用途などによって様々な種類があります。選ぶときに基準にしたい4つのポイントを以下で詳しくご紹介します。

用途

テントは用途に見合った種類を選びましょう。キャンプで本格的な宿泊目的か、あるいは休憩目的や天候対策といった状況によっても選ぶテントは変わります。また車でのレジャーか、ツーリングのようなバイクでのアクティビティかも大きく関係するでしょう。さらにテントを使用する場所が整備されたキャンプ施設かあるいは自然環境かということもしっかりと把握してくことが大切です。

人数

テントで寝る人数に合わせたサイズを選びましょう。収容可能人数はギリギリではなく、ゆとりのあるサイズを用意することで使い道が広がるというメリットがあります。また習慣的に身軽でキャンプに出掛ける人は、コンパクトタイプもチェックするとよいでしょう。

形状

テント選びで重要なポイントに形状があります。同じ収容人数のテントでも形状により広さが変わるほか、組み立て方の容易さにも左右されます。さらにオートキャンプ、テント単独設置などテントを張る状況も踏まえての形状選びが必要となります。

生地

主に自然環境で使用するテントに重要なのが生地の耐水性です。耐水圧の単位で1500mmあたりがボーダーラインになり、1500mm以下で雨漏りの可能性、耐水圧が高すぎると結露を発生しやすくなります。テント選びでは繊維の種類や耐水圧にも注目してみましょう。

テントの形状の主な種類

テントは、用途や収容人数など条件により様々な形状があります。一般に広く用いられているテントの形状をそれぞれ解説します。

ドームテント

軽量で、テント内のスペースが広いのがドーム型の特徴。2本のポールを交差させ、テントを立ち上げて設営でき、一般的に広く使用されているタイプです。キャンプ初心者から上級者まで人気のある定番型といえるでしょう。

ツーリングテント ALRPの特徴

おすすめ用途 宿泊
対応人数 1-2人
生地 フライシート:ポリエステル(裏面:ポリウレタンコーディング)インナー:ポリエステル、フロア:ポリエステル(裏面:ポリウレタンコーティング)

ツールームテント

テントとタープが合体した二部屋構造がツールームテントと呼ばれるものです。通常、居住空間とインナーテントに別れ複数人でも使いやすいのが特徴。ファミリーキャンプやグループに重宝する大きさです。仲間や家族と一緒にテントを設営すれば、イベントの雰囲気がさらに盛り上がります。

キャタピラー2ルームシェルター用 インナーテントの特徴

おすすめ用途 宿泊
対応人数 4人
生地 インナー:ポリエステル、フロア:ポリエステル(裏面:ポリウレタンコーティング)

ワンポールテント

中央に1本ポールを立て、屋根部分を立ち上げて設営するタイプのテント。手狭な場所にも設営できるコンパクトさやおしゃれな三角形のフォルムで人気があります。またパーツが少なく持ち運びやすいことから、デイキャンプやソロキャンプでも活躍するテントです。

TB ワンポールティピーの特徴

おすすめ用途 宿泊
対応人数 3-4人
生地 フライシート:ポリエステル(裏面:ポリウレタンコーティング)インナー:ポリエステル、フロア:ポリエステル(裏面:ポリウレタンコーティング)

トンネルテント

ツールームテントと構造はほぼ同じで、タープ部分はすべてメッシュになりトンネルのような使い方ができるのが特徴。幕面の内側がブラックコーティングになっていることで遮光性が向上。高さがあり通気性が調節できることから季節を問わず活躍するテントです。

グラムキャタピラー2ルームシェルターの特徴

おすすめ用途 宿泊
対応人数 4名
生地 フライシート:ポリエステル(裏面:ポリウレタンコーティング)インナー:ポリエステル、フロア:ポリエステル(裏面:ポリウレタンコーティング)

簡易シェルター

Alpine DESIGN (アルパインデザイン)/ポップアップシェルターテント II

シェルターとは、四方を囲うことでスペースを確保できるものの、地面部分が覆われていないタープのような用途のものを指します。設営が簡単で、日差しや風除けなど宿泊以外の一時的な目的で使用されることがほとんどです。通常、ワンタッチ式で開くタイプが多く、道具がなくても設営できるのがメリット。

Alpine DESIGN (アルパインデザイン)/ポップアップシェルターテント IIの特徴

おすすめ用途 宿泊/デイキャンプ
対応人数 1人
生地 フライ/ポリエステル(裏面:ポリウレタンコーティング)、インナー/ポリエステル、フレーム/スチールワイヤー

テントの生地の種類

テントは、主にポリエステルやナイロンといった化繊から、コットンやポリコットンといった天然素材や混紡など様々な繊維が使用されています。それぞれの特徴について解説します。

ポリエステル

テント素材でポリエステルは、最も一般的に使用されている繊維です。オートキャンプ用として販売される約90%がナイロン製と言われ、軽くて強度にも優れている特性があります。

ナイロン

ナイロンは非常に軽量で、荷物を担いで登る登山用のテント素材として奨励されています。伸縮性と耐久性に優れていることから、風や天候変化にも対応することができます。ただし、ポリエステル製と比較するとコストがアップします。

コットン

コットンは、通気性がよく吸水性に優れるほか、水にも強くやわらかな自然の風合いがあります。水を吸収することで耐久性が上がり、同時に耐可燃にも効果を発揮するため、ファンが多い素材でもあります。しかし、速乾性がないことや水で重くなるため手入れと扱いに注意が必要です。

ポリコットン

ポリエステルとコットンをミックスしたポリコットンは、ポリのように軽量で耐水性に優れ、コットンのように通気性と耐可燃性の高い素材です。両素材の長所を兼ね備えたポリコットンのタイプは、多湿な日本の天候に適した素材といえます。

合わせてチェックしたいタープの種類

テントを屋外で使用する際に、持っていると便利なアイテムがタープです。タープは、基本的に場所をカバーする目的で設営されるもので、四方を囲まないためテントのように出入口が限定されるものではありません。タープは主に、独立テントと一緒に利用することで、雨や風、日差し除けとして活用するのが一般的。以下でタープの種類について詳しく見ていきましょう。

レクタタープ

長方形の布型のタープをポールとロープで支えるタイプのタープ。タープの張り方やポールの本数によって、設営をアレンジできるメリットがあります。四方をロープで引っ張り固定するため使用面積が広く、ファミリーキャンプや複数人でのレジャーに活躍するアイテムです。

ヘキサタープ

六角形の布型のタープを2本のポールとロープで支えるヘキサタープ。4点の長方形型と比較して高さを確保できるため、カーサイドのタープとしても利用が可能。設営は簡単なので、慣れれば1人で設置することができます。

ウィングタープ

ひし形のタープを2本のポールとロープで支えます。小ぶりのタープなので、狭小エリアでも簡単に設営できるのがメリット。ソロキャンプやお家キャンプ、日帰りレジャーでも活躍するタープです。

テントの種類に迷ったらTARAS BOULBAをチェック

テントには、素材、形状、人数別など様々なタイプがあります。自分にベストなテントに出会うために、テント別の特徴やテント選びの観点を参考にしてみてください。

TARAS BOULBAには、タイプ別のテントを数多く取り揃えています。テント選びに迷ったらまずはTARAS BOULBAショップをチェック。持っていると便利なタープもこの機会に一緒にチェックしてみてください。