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硬式テニスラケットの選び方とおすすめ
人気ランキング10選

硬式テニスラケットの選び方とおすすめ人気ランキング10選

硬式テニスラケットの特徴とは?

腰の位置は高く意識する

硬式テニスと軟式テニスの大きな違いは、ボールの硬さです。硬式テニスは黄色い固めのボールを使用するので、軟式テニスよりボールのスピードが速いのが特徴です。軟式テニスに比べ、スピード感と迫力があり、ボールを打ったときの爽快感が硬式テニスの魅力といえるでしょう。

硬式テニスは扱う道具も軟式とは異なる特徴があります。ラケットの網は硬く、スピードのあるボールを打てるよう強めに張られています。また、硬式テニスラケットはフェイスサイズやフレームの厚み、重量などの違いで打球のスピードなどが変わってきます。

硬式テニスラケットの選び方|6つのポイント

硬式テニスラケットを選ぶ際のポイントを以下にまとめました。初心者のみならず、中・上級者も参考にしたい選び方のコツをご紹介します。

1.フレームの重さ

1.フレームの重さ

フレームの重さは標準が285g~300gで、310gを超える重めのものから270g以下の軽量なものまであります。初心者の成人男性なら300g前後、女性やシニアの方であればやや軽量な270g前後を選ぶと良いでしょう。中・上級者であれば男性なら300g以上、女性なら285g以上がおすすめです。

ラケットが重いほどにボールに重さが伝わり、力強いショットが打てますが、操作性が落ちてしまいます。重いラケットは上級者や腕力のある方に適しており、軽量なラケットは力がない方や初級者、ご年配の方に扱いやすいのが特徴といえるでしょう。

また、素材によっても重量に違いが出ます。レジャー用のラケットは安価なアルミ製のフレームがよく使われますが重量があり、ガットを張り替える際にフレームが変形してしまう可能性があるので、長く続ける場合にはあまり向きません。
カーボンラケットは軽量なだけでなく反発性も強いため、ボールがしっかり飛んでくれます。また、ガットの張り替えも問題なくできるでしょう。

2.フェイス(面)のサイズ

2.フェイス(面)のサイズ

フェイスサイズとは、ラケットの面の大きさで、標準的なサイズは100インチです。フェイスの大きさでスイートエリアが変わります。フェイスサイズの大小でどのような特徴、メリットがあるか解説します。

  ミッド ミッドプラス オーバーサイズ
フェイスサイズ 95平方インチ以下 100平方インチ前後 105平方インチ以上
こんな人におすすめ ・上級者 ・中級~上級者
・成人男性や成人女性
・初級~中級者
・シニアの方

フェイスが大きいとスイートエリアが広くなりボールが飛ばしやすくなります。ボールを飛ばす力やラケットの真ん中に当てる技術が足りない初級者やシニアの方は、フェイス面積が大きいラケットがおすすめです。面積が大きいぶん、空気抵抗を受けやすくラケットの振り抜きが遅くなるのが難点といえます。

フェイスが小さいと素早い振り抜きがしやすくなりますが、ボールが飛びにくくなりスイートエリアも小さいため、扱いが難しくなります。そのため、フェイスが小さいラケットはボールを飛ばす筋力と、スイートエリアで捉えられる技術のある上級者向けです。

3.フレームの厚さ

3.フレームの厚さ

フレームの厚さは、「薄ラケ」「中厚」「厚ラケ」の3種類があります。それぞれの特徴や向いている人について解説しますので、ご自身のプレースタイルに合う厚みを探しましょう。

  薄ラケ 中厚 厚ラケ
フレームの厚さ 21mm以下 22~26mm 26mm以上

【薄ラケ】

「薄ラケ」は、振り抜きやコントロールがしやすい特徴があります。ただし、厚みのあるフレームに比べてボールが飛びにくくなるため、スイングスピードに長けたハードヒッター向けのラケットといえます。上級者におすすめです。

【中厚】

ボールの飛びと振り抜きのバランスが良い「中厚」ラケット。オールラウンドなラケットで、幅広い層の方が扱いやすいのが特徴です。一般的に普及しているラケットなので、価格もお手頃なものが揃っています。初心者の方などは、自分のプレースタイルを見極めるためにも、まずは「中厚」を試しに選ぶのも良いでしょう。

【厚ラケ】

「厚ラケ」は、振り抜きは悪くなりますがラケットのパワーが強く、ボールが飛びやすいのが特徴です。厚みのあるフレームで強い反発力が得られるため、力がなくてもボールがしっかり飛んでくれます。シニアや初級者にぴったりのラケットです。

4.グリップのサイズ

4.グリップのサイズ

グリップのサイズもラケット選びの大事なポイントです。硬式テニスのグリップは、基本は1~4までとなっており、数字が小さいほどグリップが細くなります。自分の手の大きさに合ったサイズのグリップを選ぶと良いでしょう。

  細いグリップ 太いグリップ
特徴 ・手首が動きやすくなるため、回転がかけやすい
・ドロップショットなど細かいショットが打ちやすい
・手首が動きにくくなるため、力が入りやすくなり、ハードヒットがしやすい
・握るのに握力が必要

一般的に成人男性なら3、女性は2を選ぶ方が多いですが、手の大きさには個人差があるので自分に合ったグリップサイズを選びましょう。また、別売りのグリップテープを巻くことで太さを調節できるため、グリップ選びに迷ったら細めのサイズを選ぶのもよいでしょう。

5.ストリング(ガット)の粗細

5.ストリング(ガット)の粗細

ストリングパターンとは、ガットの縦・横の糸の本数のことを指します。一般的には縦16本×横19本のストリングパターンが基本です。ストリングパターンは、自分のレベルに合わせて選ぶと良いでしょう。

目が粗いガットはスイートスポットが広く、ボールを真ん中で捉えやすいのが特徴です。また、スイングスピードが早くなくてもスピンをかけやすいため、初級者向きといえるでしょう。

目の細かいガットは縦横の糸が交差する数が多くなるため、切れにくく丈夫です。スイートスポットは小さくなるものの、真ん中に当てる技術があれば、粗めのガットよりコントロールしやすいので上級者向けです。

6.フレームのバランス

フレームのバランスも重要です。フレームの重心がどこにくるかによって、ボールに力が乗せやすくなるか、ラケットの細かいコントロールがしやすくなるかの違いが出てきます。

重心がフレームの先端に近い「トップヘビー」はパワー重視でハードヒット向きです。重心がグリップ側にある「トップライト」はラケット操作がしやすいコントロール重視の方に向いています。

硬式テニスラケットのおすすめ人気ランキングTOP10

硬式テニスラケットの選び方を確認できたところで、ここからはおすすめの人気ラケットをランキング形式でご紹介します。自分のスタイルやレベルに合ったラケットを選びましょう!

10位 YONEX(ヨネックス)/Vコア 100

10位 YONEX(ヨネックス)/Vコア 100

ヨネックス史上No1のハイスピンテクノロジーを搭載。新素材「Namd」がフレームの柔軟性を向上し、強烈なパワーと回転を与えてくれます。左右に広いスイートエリアと高い振り抜き性能でスピンがかけやすく、ストローカーにおすすめのラケットです!

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 G1・2・3(平均300g)、LG0・1・2(平均280g)
素材 高弾性カーボン+ナノメトリックXT+Namd

9位 PRINCE(プリンス)/BEAST100(300g)

9位 PRINCE(プリンス)/BEAST100(300g)

テキストリーム×トワロン搭載で、球持ちとボールスピードを両立。アンチトルクシステムを2時と10時の位置に配置することで、ハードヒットでブレる先端部の面安定性を実現させ、究極の打球感と操作性を実現したオールラウンドラケットです。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 平均300g
素材 カーボン+テキストリーム×トワロン

8位 YONEX(ヨネックス)/Eゾーン98

8位 YONEX(ヨネックス)/Eゾーン98

大坂なおみ選手使用シリーズ。ヨネックス独自のO.P.S理論や新素材M40X、VDMによって、柔らかい打球感とパワーを両立しました。ヨネックス最大級のスイートエリアを誇り、振り抜き性能も高い上級者向けラケットです。

フェイスサイズ 98平方インチ
重量 平均305g
素材 高弾性カーボン+M40X+VDM

7位 HEAD(ヘッド)/GRAPHENE 360+SPEED MP

7位 HEAD(ヘッド)/GRAPHENE 360+SPEED MP

新たなグラフィン360+テクノロジーで、スピード感のあるゲームでも優れた操作性を与えてくれるスピードMP。衝撃に負けない強さと高い振り抜き性能で、スピンやスピードを自在に操る「スピード」シリーズの中でもオールラウンドに使いやすい1本です。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 300g
素材 グラファイト+グラフィン

6位 WILSON(ウィルソン)/ULTRA100 V3.0

6位 WILSON(ウィルソン)/ULTRA100 V3.0

柔らかいフィーリングとコントロール性能の共存を目指した、フェイス面積100平方インチ、重量300gの黄金スペックラケット。オールラウンドモデルの中では飛びを抑え、コントールがしやすいのでネットプレーでも優位性を発揮できるラケットです。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 300g
素材 ハイパフォーマンス・カーボンファイバー+バサルトファイバー

5位 WILSON(ウィルソン)/ULTRA TOUR 95CV V3.0

5位 WILSON(ウィルソン)/ULTRA TOUR 95CV V3.0

錦織圭選が作ったULTRATOUR 95CVの2020年デザイン。95インチで、振り抜きが良い上級者向けラケットです。衝撃吸収素材カウンターベール搭載で筋肉の疲労を抑え、疲れにくいのが特徴。ウィルソン独自のハンマーテクノロジーが軽くても打ち負けないパワーを生み出します。

フェイスサイズ 95平方インチ
重量 平均309g
素材 ハイパフォーマンス・カーボンファイバー+バサルトファイバー+カロファイトブラック+カウンターベール

4位 Babolat(バボラ)/19 ピュアアエロ

4位 Babolat(バボラ)/19 ピュアアエロ

より強烈なスピン性能で新たな伝説を創る次世代アエロラケット。空気抵抗を抑えたフレームは振り抜きが良く、コントロールとスピン性能が高いため、ストローカーにおすすめのラケットです。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 300g
素材 グラファイト

3位 YONEX(ヨネックス)/Eゾーン100L

3位 YONEX(ヨネックス)/Eゾーン100L

大坂なおみ選手使用シリーズ。ヨネックス独自のO.P.S理論や新素材M40X、VDMによって、柔らかい打球感とパワーを両立しました。ヨネックス最大級のスイートエリアを誇るオールラウンドモデルの285g軽量スペックです。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 平均285g
素材 高弾性カーボン+M40X+VDM

2位 YONEX(ヨネックス)/Eゾーン100

2位 YONEX(ヨネックス)/Eゾーン100

大坂なおみ選手使用シリーズ。ヨネックス独自のO.P.S理論や新素材M40X、VDMによって、柔らかい打球感とパワーを両立しました。ヨネックス最大級のスイートエリアを誇り、スピードボールで攻めるオールラウンドモデル。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 平均300g
素材 高弾性カーボン+M40X+VDM

1位 Babolat(バボラ)/PURE DRIVE

1位 Babolat(バボラ)/PURE DRIVE

世界中のピュアドライバーたちが愛用するメガヒットモデル。 HTRシステムや新たなSMACテクノロジーを搭載し、ボールの飛びと打球感に優れた性能を発揮します。幅広い世代の方が使用できる大人気ラケットです。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 300g
素材 グラファイト

【初心者向け】硬式テニスラケットおすすめ5選

初心者向けの硬式テニスラケットを5つ、厳選してご紹介します。これからテニスを始めたいけど、どんなラケットを選べば良いか迷っているという方はぜひ参考にしてみてくださいね!

YONEX(ヨネックス)/Eゾーン100SL

YONEX(ヨネックス)/Eゾーン100SL

大坂なおみ選手使用シリーズ。柔らかい打球感とパワーを両立し、ヨネックス最大級のスウィートエリアを誇るオールラウンドモデルです。270gと軽量スペックなので初級者や女性におすすめです!

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 270g
素材 高弾性カーボン+M40X+VDM

YONEX(ヨネックス)/Eゾーンフィール

YONEX(ヨネックス)/Eゾーンフィール

大坂なおみ選手使用シリーズ。柔らかい打球感とパワーを両立し、ヨネックス最大級のスウィートエリアを誇るオールラウンドモデルです。102インチ、250gの超軽量スペックで初級者やジュニア上がりの方も扱いやすいラケットですよ。

フェイスサイズ 102平方インチ
重量 250g
素材 高弾性カーボン+ナノセルネオ+VDM

PRINCE(プリンス)/BEAST LITE100

YONEX(ヨネックス)/Eゾーンフィール

テキストリーム×トワロン搭載で、柔らかい打球感と反発性を両立。255gと軽量なのでジュニアから大人用ラケットへの切り替えのほか、初級者の1本目にも最適な、腕や肘にも優しいフレックスモデルです。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 255g
素材 カーボン+テキストリーム×トワロン

YONEX(ヨネックス)/Vコア エリート 

YONEX(ヨネックス)/Vコア エリート

ヨネックス史上No1のハイスピンテクノロジーを搭載した軽量スピンモデル。26.5インチで操作しやすく、初級者の1本やジュニアラケットからの切り替えにもちょうど良いラケットです。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 平均270g
素材 高弾性カーボン+ナノメトリックXT+Namd

PRINCE(プリンス)/HYB CRONOS 100 MG

PRINCE(プリンス)/HYB CRONOS 100 MG

学生におすすめのオールカーボンコンポジットモデル。EXO3を12時部分に4Sグロメットを3.9時部分に装備し、スイートエリア拡大と振動の少ない打球感に拘ったラケットです。さらにフレームはシャフトをレクサス形状に改良したことで、捩れが軽減し弾き感がUPしました。

フェイスサイズ 100平方インチ
重量 275g
素材 カーボン

硬式テニスラケットとあわせてバッグやケースを揃えよう

硬式テニスラケットを選んだら、持ち運びに便利なバッグやケースも一緒に選ぶと良いでしょう。ここではおすすめのバッグやケースを厳選3アイテムご紹介します。

YONEX(ヨネックス)/ラケットバッグ6

YONEX(ヨネックス)/ラケットバッグ6

つながるグラフィックで表裏一体デザインがおしゃれなラケットバッグ。エナメル合皮で型崩れも軽減してくれます。最大6本のラケットが入るため容量力も十分です。

MIZUNO(ミズノ)/ラケットバッグ(6本入れ)

MIZUNO(ミズノ)/ラケットバッグ(6本入れ)

ミズノのラケットバッグに新シリーズが登場しました!スマートな見た目にもかかわらず、しっかり大容量収納が可能。シューズ収納スペース、A4ファイルが入るポケットが付いており、すっきり収納できます。

LOTTO(ロット)/2本入りラケットケース

LOTTO(ロット)/2本入りラケットケース

イタリアのスポーツブランド「LOTTO」の2本入りラケットケース。シンプルかつおしゃれなデザインで、リュックサックのように背負えるタイプです。両手が空くので移動などの負担も軽減できますよ。

自分にぴったりのテニスラケットを見つけて、もっとテニスを楽しもう!

自分にぴったりのテニスラケットを見つけて、もっとテニスを楽しもう!

今回は、硬式テニスラケットの特徴や、初心者から上級者まで使えるラケットの選び方を解説しました。厳選したおすすめラケットもご紹介したので、ぜひ自分にぴったりのお気に入りラケットを選んで、もっとテニスを楽しんでくださいね。